バスケットボールの頂点 NBAファイナルが面白い

北米4大プロスポーツリーグの1つであるのが、NBA（National Basketball Association、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション）です。全30チームでレギュラーシーズンを戦い、上位チームがポストシーズン（プレーオフ）に進出します。このポストシーズンも勝ち抜けば、ようやくバスケットボールの頂点を決める戦いである最終決戦、「NBAファイナル」に駒を進めます。バスケットボールと言えば、アメリカが本場とされており、この「NBAファイナル」はアメリカのファンのみならず、世界中のファンが注目する一大イベントです。

プレーオフと同様に、合計7試合で争われるこの頂上決戦の試合模様は、世界各地にテレビ中継されており、そのテレビにかじりつくという視聴者が約3億人もいると言われています。メジャーリーグと同じで、チャンピオンとなったチームの選手・関係者にはチャンピオンリングが贈呈され、バスケットボールに関わる人たちにとって、最高の栄誉の１つとなるのです。ちなみに当然ファイナルにも「MVP（最優秀選手賞）」という賞が存在しているのですが、過去最多の受賞回数を誇るのが、バスケットボールの神様・マイケル・ジョーダンです。

世界最高峰のリーグNBAの人気の秘密

バスケットボールのリーグは世界中に存在しますが、中でも最高峰とされるのがアメリカのNBAです。地球上で最強のリーグと言われ、人気も抜群です。

まずスーパースターと呼ばれる選手が数多く存在するのが人気の理由として挙げられます。とにかく得点をたくさん獲る選手、ディフェンスのスペシャリスト、パスの名手などスターの個性も様々です。

バスケットボールはアメリカの四大スポーツでも特に身体能力の高い人が集まっている印象で、信じられないようなプレーが目白押しなのも人気を押し上げる要因になっています。スーパープレーが随所に見られ、見どころの多さも他のスポーツと比べて群を抜いています。

NBAのプレーヤーは平均身長がなんと2メートルを超えます。平均も凄いですが、210センチを超える選手もゴロゴロいます。屈強な身体でゴール下を争う姿は、迫力満点です。

スピードや技術に加えてフィジカルやサイズが必須とされ、並みの体格では太刀打ちできません。日本でもバスケットボール人口は多いですが、日本人にとって体格が必要とされるNBAはとても遠い存在です。それだけに憧れを持って観る人が多いです。強烈なダンク、外から射抜くスリーポイントシュート、後ろに目が付いているようなパス、どれをとっても観ている人を興奮させます。